この時期から焦り始める・・・ダイエットのこと

 いま流行のダイエットといえば、「糖質制限」でしょうか??

少し前には「低GI値」ダイエットもありましたね。GI値とは、炭水化物が消化されて糖に変わるまでの速さを示す数字で、このGI値が高いほど脂肪になりやすい食品ということだそうです。

時代とともにダイエットにも流行があり、昔流行っていたような、りんごだけ・ゆでたまごだけという極端なものは消えつつあります。糖質とかGI値というと、なんだか知的好奇心も刺激されますし、医学的根拠がありそうな響きから信用度もぐんと高くなりますよね。

 

 さて、ここからはあくまでも私の個人的見解であり、決して根拠が実証されているわけではありませんので、さらっと読み流していただいても結構ですが、私自身はこの方法でまぁまぁ安定した体重を維持することができていますので、もしご興味があればぜひ参考になさってください!

 

 その方法とは、ずばりひとことで表現すると「瞑想」です。実際に目を閉じて静かに・・・というものではなく、「からだ」自体を瞑想させるのです。いわゆる「脳トレ」に近いのではないかと思っているのですが、瞑想すると気持ちが落ち着きますよね、そうすると気分がリセットされますよね。体にも、この状態を与えるのです。

 「空腹の状態を気持ちいいと感じられるようになること」これが、「からだの瞑想」です。

 とはいえ、いきなり初めから空腹の修行はつらいので、まずは小さな達成感から体験していきます。

 実体験でいうと、食べ過ぎた日の翌日。私は、朝食を抜きます。常識でいうと、朝食は午前中のエネルギーでもあり、一日の活力でもあるので、食べる方が好ましいです。(未成年の方はしっかりと食べてください!)あくまでも、私は育ちざかりを過ぎ、かつエネルギー代謝も落ちているのでこの方法に辿りついています。この朝食を抜くことで、バランスを調整します。そして、その後の昼食は、時間がきたからといって食べない。おなかがぎゅるぎゅる鳴るぐらい空腹になるまで食べることはしません。食べるタイミングを時間で区切るのではなく、自分の空腹のタイミングに合わせるのです。こうすることで、とても食事がおいしく感じられます。ここが小さな達成感になります。

 「ぎゅぎゅる鳴るぐらいの空腹」からの「おいしい食事」。この体験を積み重ねるうちに、脳が自然と「空腹になることが気持ちいい」と感じるようになってきます。おいしい食事をするということは、食べすぎてしまうことも多々あります。でも、それで大丈夫。また、翌日の朝食を抜き、ぎゅるぎゅるする時間までじっくり待つのです。脳にはすでに空腹の爽快感がインプットされているので、もう焦ることはありません。また気持ちいいい瞑想状態までもっていくのみです。

 

 私がこの「からだの瞑想」に至ったのには、ヒントとなる根拠が二つあります。

 ひとつは、「よく噛んで食べるダイエット」。急いで食べたり、あまり噛まずに食べられる食事は満腹感を得にくいものです。だから、しっかり30回ぐらい噛みながら食事をすることで、脳の「満腹中枢」に素早く伝達され、少量でもかなりの満腹感を得ることができます。これも、多くの効果を実証してきた有名なダイエットですよね。

 

 もうひとつは、君島十和子さん(美容家かな?)というとてもきれいな方が実践されている、(たしか)14時間は空腹の時間を作ること。前日の夕飯から翌日の朝食orブランチまで、約14時間食事をとらないということです。この「飢餓状態」を与えることで、若々しい細胞を保つことができると、ウロ覚えですがたしかそんなことをおっしゃっていたように記憶しています。

 「飢餓状態」に関しては、化粧品会社に勤めていたときにも聞いたことがあるのですが、「このままでは死んでしまう!何とかしないと」というファイティング精神が働き、細胞が活性化されて老化を遅らせる効果があるとか。。。私はこの逆を考えるとかなり納得しているのですが、もしも空腹ではないのに「ヒマだから」「家族が食べ残してもったいないから」「時間がきたから」といって食べてしまったら、もうそれが当たり前の習慣になってしまうのです。飢えていない状態=満たされることに慣れきっている状態。これでは、何とかしないと!という追い詰められた気持ちにはならないため、食べた分の脂肪や糖分はおもしろいように体に蓄積されるわ、肌にもたるみが出やすくなるわで、老化が加速するというわけです。

 

 以上のように、咀嚼を増やして脳に素早く満腹感を知らせること、飢餓状態をつくりだすこと、この2点からの応用で「からだの瞑想」に辿りつきました。ぎゅるぎゅるの空腹(瞑想タイム)を感じてからの食事はとてもおいしいものです。そう感じる体験を積み重ねることで、「空腹は気持ちいい」という習慣を脳にインプットさせましょう!始めのうちは毎日でなくてもいいので、休みの日や時間が自由に使える日に実践してみてください。何度か体験するうちに、「もう少しお腹を空かせてから食べよう」と自然に調整できるようになりますから。そして、次の食事をおいしく食べたいから、「おやつは少しでいいや」という気持ちにもなれますから。そうなってきたら、「からだの瞑想」は大成功です!

 

 以上、私のダイエット方法のご紹介でした。(諸説あり)